日々の仕事を快適にするグッズ
介護職の仕事を快適にしてくれる便利グッズを紹介します。いつも使っているグッズも、少し工夫のあるものに変えてみるとますます効率が良くなるかもしれません。これから介護の仕事に挑戦する人だけでなく、既に介護職として働いている人もぜひ見直してみてください。
便利な筆記用具
メモ帳とボールペンは必需品の1つですが、ウエストポーチから取り出す手間さえ惜しい、という場合もあるでしょう。そんな時に便利なのが、ウェアラブルメモです。
とっさにメモしなければならない時や忘れないようにする目的で手の甲に書いてしまったことはありませんか。何度も視界に入るので確かにリマインドの効果はありますが、すぐに滲んでしまって見た目が悪くなったり、手を洗えば消えてしまうという難点もあります。ウェアラブルメモはシリコンバンドでできており、手首に巻き付けて使います。何度も繰り返し使うことができ、いつも視界に入るので手の甲へのメモと同じような効果があって大変便利です。
ボールペンはキャップを取り外す必要が無いノック式のものが良いでしょう。また、利用者の持ちものに名前を書くなどの場合に備えて、油性ペンも持っておくと便利です。
スピード感が大切な仕事だから
ほんの少しの手間であっても便利グッズを使って短縮できるのならば、その分の時間を利用者のケアや他の仕事に充てることができます。
例えば印鑑です。介護職は多くの書類仕事も抱えていますので、ネーム印は欠かせません。また、改ざん防止のために修正液の使用が不可となっている書類も多いので、訂正印も必要です。この2つがセットになっているツインキャップレス印鑑は介護職におすすめです。わざわざキャップの付け外しを行う必要も無いので、書類仕事がスムーズに進みます。
利用者を守るために
高齢であったり疾患を持っていたりする利用者に対しては、ささいな変化も見逃さない注意力が必要です。そのために、予測式電子体温計を携帯していると便利です。実測式の体温計のほうが正確ですが、予測式は短い時間で体温を測ることができます。少し様子が違うように感じられたり、熱があるかもしれないと思った時にすぐに測ってみて、そこでやはり発熱しているらしい結果が出たら、その後実測式の体温計で正確な数値を測りましょう。
また、腕時計は邪魔になったり利用者を傷付けてしまう場合もあるので、ナースウォッチが便利です。ポケットなどにクリップで取り付け、簡単に時間を確認することができます。同様に夜勤の際に便利なライトも首に掛けて使えるものにすると良いでしょう。
利用者に直接触れることの多い介護職は、感染予防のために手洗いの回数も多くなります。そのため手荒れに悩まされている人も少なくないようです。荒れた手のまま利用者に触れるのを避けるためにも、ハンドクリームを携帯しておくのもおすすめです。
人気の記事
現場のアイディアから生まれた便利グッズ
ある介護施設の職員が考案した便利グッズを紹介します。現場で直接利用者と触れ合っているからこその視点で、個々に合った介護を実践しようという思いが見えてくるものばかりです。購入するよりコスト面でもメリットがあります。